●本システムは、各種業務システムの基盤となるシステムです。従って、諸業務システムは、
本システム上にて動作するものとなります。
●本システムは、各種業務システムにて共通であると思われる、各種業務アプリの起動~終了
までを、アプリ間の関係性を保持しながら一元管理します。
● 本システムは、以下の理念(考え方)に基づいています。
1.システム中業務アプリは、再利用可能であり、かつ、データベースに依存するデータ管理
(以下、BO)及び、ユーザインターフェイス(以下、UI)の切替が容易であること。
【具体的手段】
①GOFデザインパターン採用による、抽象、基底具象クラス群を作成。
②同クラス群中の抽象クラスにて、ビジネスロジックのシナリオを作成し、処理の流れをテンプレート化。
③継承した具象クラスにて、データアクセスを実施。
2.UIはBOを視覚的にするツールにすぎない為、分割すること。
(1モジュールとして捉えないこと。)
【具体的手段】
①UI:基底画面クラスを継承して作成。
②BO:抽象データ管理クラス(※シナリオ部)を継承して作成。
3.アプリ間にてデータのやり取り(※メッセージ送受信)ができること。
4.描画及びデータ処理速度を体感できること。
5.視覚的訴え(デザイン性)を軽視しないこと。
6.実際の業務アプリ作成時には、作成者に機能要件の実装のみに特化させること。
●下図の様な基本構成により、UI及びBOの切替えが容易になります。
●必要な部分のみ変更(切替え)する為、無関係部のビルド等の不要な作業の軽減、
UI-BO間の低依存度による、変更(修正)工数の軽減を実現します。
●基底業務画面を継承して作成するのみで、システム管理下の業務アプリになります。
● 相手アプリ(※全・複数も可)及び送信メッセージを指定するのみで、
容易に他アプリ(画面)との通信が可能です。
これにより、複数画面が表示されるケースや業務体系に合わせて画面を
グループ化する場合にも、容易にリアルタイム管理(更新)が可能です。
拡張コントロール(※1) | 主な特徴(※2) |
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ボタン |
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テキストボックス |
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ラベル |
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ラジオボタン |
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フォーム |
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パネル |
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リストボックス |
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コンボボックス |
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一覧コントロール |
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和暦日付選択コントロール |
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※1)記載されているコントロールは主要コントロールであり、全てのコントロールを記載していません。
※2)一部の特徴(機能)のみ記載してあります。
● ログ出力 | ・・・ | 出力先(ファイル出力及びイベントビューア出力)、ログ出力範囲等、柔軟な設定が可能です。 |
● システム共通情報の共有 | ・・・ | ログオン情報、端末情報等を、システム内アプリ間、同一PC内システム間もしくは、端末間での共有が可能です。 |
● 単体テスト用起動 | ・・・ | メニューに組み込まず、単体にて起動も可能です。 |
● データベース | ・・・ | Oracle10g、SQLServer、MySQL、PervasiveSQL、PostgreSQL及び、Firebirdに対して、DBプロバイダの変更のみで、本システムは動作します。 |
● 画面コントロール群のみの使用も可能です。 | ||
● 基底メニューUI及び抽象メニューBOを継承しなくとも、基底業務UIを継承した業務アプリの起動が可能です。 |
1.フレームワークを使用することによる効果
業務アプリ作成に付き、工数30%減
2.独自コントロール群使用による効果
各種コントロールを別途購入しないことにより、開発者1名当たり約19万円分を節減
業務を効率化したいが、どこから始めていいのかわからない。
細かな要望がきちんと伝わるか不安。
きちんと効果はでるのだろうか。
どのぐらいの予算が掛かるのかわからない。
まずは、概算見積り金額が知りたい。